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レビュー

2024/11/27

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SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンをレビュー。装着感抜群のながら聴きイヤホン

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンをレビュー。装着感抜群のながら聴きイヤホン

今回は、2024年11月25日にSOUNDPEATSより発売される完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン」の先行レビューをお届けします。

超軽量なイヤーカフ型イヤホンで、スポーツや作業中のながら聴きに最適なイヤホンです。マルチポイントや10分間の充電で2時間の再生が可能な急速充電に対応するなど、手の届きやすい価格でありながら競合製品に引けを取らない機能も備えています。

使ってみて良かった点や気になった点をサイクリスト目線で解説するので、ぜひ最後までご覧ください。(自転車走行中の使用は安全に十分配慮しましょう)

amazonで使える期間限定の5%OFFクーポンを記事内に乗せているので、この機会に購入を検討してみてください。

※本記事の製品はSOUNDPEATSより提供いただいています。

目次

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンの概要

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンは、主に以下のようなスペックを備えた完全ワイヤレスのイヤーカフ型イヤホンです。個人的に良いと思う点を赤字にしています。

対応コーデック

AAC/SBC

再生周波数帯域

20Hz - 20KHz

Bluetooth

5.4

ボタン操作

タッチ式

最大持続時間

(単体)

6時間

最大持続時間

(ケース充電込み)

24時間

重量 (イヤホン片側)

約5g

重量 (充電ケース)

約47.34g

充電コネクタ

USB Type-C

急速充電

10分の充電で最大2時間のリスニングが可能

充電時間

(イヤホン)

約32分

充電時間

(充電ケース)

約106分

マルチポイント

左右チャンネル自動適応

防水性能

IPX5

専用アプリ

通常価格

7280円

本体重量約5gはかなり軽いイヤホンだと思います。このブログではこれまでにもいくつかイヤホンを提供いただいてレビューしていますが、その中でも圧倒的に軽量です。

最大持続時間に関しては一般的なワイヤレスイヤホンと比較すると控えめな数値ではあるものの、超小型のイヤーカフ型イヤホンであることを考慮すると十分だと思います。急速充電にも対応しているので、ロングライドのサイクリングでも休憩中にこまめにケースに入れて充電すればバッテリー切れを起こすことはないでしょう。

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンならではの特徴として、左右チャンネル自動適応というユニークな機能があります。詳細は後述します。

7280円という価格は決して安くはないですが、似たようなスペックで1万円をこえる競合製品が存在することを考えると優位性がある価格設定だと思います。

SOUNDPEATSより、Amazonで使える期間限定のクーポンコードを発行してもらっているので、この機会に購入を検討してみてください。

  • クーポンコード: SPCCPPRM102(5%OFF)
  • 利用期間: 2024年11月27日(水)0時 ~ 2024年12月31日(火)23時59分
  • 対象商品: SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン

開封

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンを開封していきます。

箱はこんな感じです。サンプル品のため、デザインは一般販売されるものと異なると思います。

箱の表面。記載されている「PearlClip Pro」は元のモデル名とのこと
箱の表面。記載されている「PearlClip Pro」は元のモデル名とのこと
箱の裏面。スペックが記載されている
箱の裏面。スペックが記載されている

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンの充電ケースはこちら。

充電ケースの表側。ペアリング用のボタンが付いている
充電ケースの表側。ペアリング用のボタンが付いている
充電ケースの裏側。充電用のUSB Type-Cのコネクタがある
充電ケースの裏側。充電用のUSB Type-Cのコネクタがある

充電ケースのサイズは72.21×24.15×45.53mm(公称値)。手のひらに収まるくらい小さいです。ポケットに入れても邪魔になりません。

手のひらサイズの充電ケース

イヤホン本体はこのように収納されています。ケースを開けることで自動的にイヤホンの電源がONになり、ペアリングされるという仕様です。

充電ケースをオープン

ケースから取り出してみるとこんな感じ。左側に空いている穴がスピーカーで、ここから音が出ます。右側の〇は充電用の端子です。

本体の様子

本体の重量を実測してみたところ6gでした。公称値よりも1g重いですが、十分すぎるくらい軽量です。

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンの重量を実測

その他の内容物は以下の通り。

  • USB Type-Cケーブル(充電用)
  • 説明書
  • 専用アプリ(PeatsAudio)の案内
  • ステッカー
内容物

説明書は多言語対応で、日本語にもしっかり対応しています。図も多めなのでわかりやすいです。

ユニークな機能:左右チャンネル自動適応

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンには、左右チャンネル自動適応というユニークな機能があります。個人的に面白いと思ったので紹介します。

まず、2つのイヤホン本体にはLとRの区別がありません

本体にL, Rの印字が無い
本体にL, Rの印字が無い

充電ケースに収納する際も、左右の違いを気にせず収納できる仕様になっています。

左側と右側のどちらでも収納できる
左側と右側のどちらでも収納できる

本体を充電ケースに収納して10秒が経過すると、左側にある方をL、右側にある方をRと認識してくれます。これが左右チャンネル自動適応です。

要は本体を充電ケースに収納する際のストレスを軽減してくれるだけのような機能なのですが、他のイヤホンにはあまりない面白い機能だと思います。

使ってみた感想

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンを丸一日使ってみて、個人的に良かった点と気になる点を紹介します。

着けていることを忘れるくらい装着感が良い

このイヤホンはとにかく装着感が良いです。イヤーカフ型のためサングラスやメガネを付けていても干渉することが無いのと、超軽量なため全くストレスがありません。

耳に挟んでいるだけですが、フィット感もかなり良いので頭を振ってもイヤホンが耳から外れてしまうようなことは無いです。

本体中央部分のアーチを描いている箇所は形状記憶合金になっていて、ある程度広げられます。耳のサイズは個人差がありますが、多くの人に使いやすいイヤホンになっていると思います。

本体中央はぐにゃっと曲がる
本体中央はぐにゃっと曲がる

思ってたよりも音質が良い

以前別のメーカーのイヤーカフ型イヤホンを使ったことがありますが、それはリスニング用途に使えるような音質ではありませんでした。今回も音質面には期待していませんでしたが、思っていたよりも音質が良かったです。

低品質のオープンイヤーイヤホンは低音域がスカスカになりがちですが、SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンはしっかりと低音域を感じられます。音域についてはドンシャリな感じではなく、フラットな感じがしました。

アプリでイコライザーが細かく調整できる(使い勝手は少し悪い)

PeatsAudioというアプリを使うことで、SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンをより細かくカスタマイズして使うことができました。

イコライザーを使うことで周波数帯域ごとにブーストやカットができますが、調整できる帯域が8バンドあるのでかなり細かく設定を追い込めます。他社のハイエンドイヤホンでもここまで調整できるものはあまりないと思います。

ただアプリで設定をしてから本体に反映されるまでに若干ラグがあるようで、使い勝手はあまり良くない感じがしました。

本体のタッチ操作は少し使いにくい

イヤホン本体をタッチすることで音量の上げ下げができますが、タッチが有効な箇所が若干狭く、少し使いにくい印象を受けました。これは本体が小さいため仕方ないかなという感じはします。

スピーカー部のつるつるした部分をタッチすると操作できるが、どこまでが有効なのかが分かりにくい
スピーカー部のつるつるした部分をタッチすると操作できるが、どこまでが有効なのかが分かりにくい

アプリから設定することでタッチ操作を無効にすることができるので、誤動作が起きにくいよう考慮されているのは良いです。

装着は慣れが必要

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンは、本体のスピーカー部分が耳の穴に正しく向くようにしないと良い音質で聴くことが出来ません。

具体的には、以下のように本体が横を向くような感じで装着することになります。

いったん装着が完了すると快適なのですが、正しい位置に装着するのに少し慣れが必要です。片手で装着するのは少し難しいので、両手で1つずつ装着することになると思います。

SOUNDPEATS GoFree2との比較

このブログでは、以前にSOUNDPEATSよりGoFree2というオープンイヤー型イヤホンを提供してもらってレビューをしたことがあります。

どちらも似たようなシーンで活躍するイヤホンですが、それぞれ一長一短あります。個人的に感じたことを紹介します。

CCイヤーカフイヤホンの優れているところ

装着感はCCイヤーカフイヤホンのほうがいいです。GoFree2も十分軽量なので使っていて文句は無いですが、CCイヤーカフイヤホンのほうがさらに上を行っている感じです。

また両者を比較すると、充電ケースと本体ともにCCイヤーカフイヤホンのほうが1まわりサイズが小さいです。ポケットやバッグに入れてもストレスが無いのはCCイヤーカフイヤホンです。

比較するとCCイヤーカフイヤホンの小ささが分かる
比較するとCCイヤーカフイヤホンの小ささが分かる

GoFree2の優れているところ

音質面はGoFree2のほうが優れていると感じました。GoFree2のほうがドライバーのサイズが大きいので、その差かなと思います。

CCイヤーカフイヤホンの対応コーデックはAACとSBCのみであるのに対し、GoFree2はLDACにも対応しています。音質面を少しでも気にする場合はGoFree2を選ぶのが良さそうです。

また、GoFree2はCCイヤーカフイヤホンよりも若干タッチ操作がしやすく感じます(そこまで大きい差ではないですが)。これは本体GoFree2のほうが本体のサイズが大きいことも影響しているので、サイズと操作感のトレードオフになっているかなという感じです。

まとめ:装着感を重視するならめちゃくちゃおすすめなイヤホン

SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホンの先行レビューをお届けしました。

他のイヤホンと比較して、音質面や操作感にそこまでの優位性は無いように感じましたが、装着感は1ランク上なイヤホンです。スポーツや作業をしながら音楽を聴く用途で使うには最適なイヤホンになっていると思います。

この記事が参考になればうれしいです。