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レビュー

2022/03/18

2024/01/14

Rapha「メンズ ブルベ インサレーティッド ジャケット」長期レビュー

Rapha「メンズ ブルベ インサレーティッド ジャケット」長期レビュー

真冬のライド用に「メンズ ブルベ インサレーティッド ジャケット」を購入しました。製品の特長や、実際に厳しい寒さの中で使用してみたレビューを記載します。

目次

「メンズ ブルベ インサレーティッド ジャケット」について

基本的には以前紹介した「メンズ ブルベ インサレーティッド ジレ」のジャケット版という製品です。ジレについては以下で記事にしていますので、まだ見ていない方はこちらも参考にしてください。

ただ真冬のライドを想定して設計されている製品ということで、ジレとは細かい部分で仕様が異なります。以降でその点について記載していきます。

写真でチェック

「メンズ ブルベ インサレーティッド ジャケット」の外観はこんな感じ。カラーは「Dark Navy」です。

前
後

基本的な作りはとジレ同様

柔らかいナイロン素材のような生地や、視認性を高めるデザインはジレとほぼ同じです。

真冬のコーデは全身が暗い色になりがちですが、ピンクと白のストライプがちょうどいいアクセントになっています。

メッシュ生地で熱がこもりにくい

製品のサイドから脇下、腕の後ろ側にかけてメッシュ生地になっています。前方から吹き付ける風は厚手のナイロン生地でしっかり防ぎつつ、このメッシュ生地からウェアの内部にこもる熱を放出するという作りです。

ジレで使われているメッシュ生地は向こう側が透けて見えるぐらい薄手でしたが、こちらは防寒性能を高めるために厚手の素材になっています。伸縮性もあるので体にぴったりフィットするのに一役買っています。

大きめのサイドポケットを2つ搭載

ジレでは背面の片側に1つのみ付いていたポケットですが、この製品では両サイドに付いています。ポケットはジレ同様ジッパー付きです。

ポケット1つあたりの収納力もジレより強化されています。ポケットの中で手のひらを目いっぱい広げても少し余裕がある程度です。

使ってみてよかった点

1月~2月の寒い時期にこの製品を使ってみてよかったと思う点は以下です。

防寒性能が高いのに着やすい

真冬用のジャケットは、防寒性能を高めるために固めの生地で作られていることが多く、動きづらかったりフィット感がいまいちだと感じることがあります。この製品はそんなことは全くなく、しっかり暖かいのに動きやすさも兼ね備えています。

強度が高めのライドでもジッパーをあければ風をたくさん取り込めるし、メッシュ部分から熱が逃げていくのでオーバーヒートを感じることもなかったです。真冬の長距離ライドにはうってつけの製品だと思います。

収納力が向上したポケットが使いやすい

ジレでやや不便に感じていたポケットですが、この製品では改善されています。コンビニでちょっと多めに買い物してポケットに収納しておく、という使い方ができるので、初めて行く場所で補給に不安があるような場合に活躍してくれます。

サイズ感について

私が着用したときの写真を掲載します。購入した製品はXSサイズ。私の身長は173cm、体重は55kgです。ジャケットの中には長袖のサイクルジャージを着用しています。

前
横
後

XSを選択した理由

ジレはSサイズを購入しましたが、この製品はXSサイズを選択しました。理由は袖丈で、店舗でSサイズを着用した時に明らかに袖丈が長めに感じました。

Sサイズは袖丈がちょうどいい長さで、以下のようにグローブの手首部分までジャケットの袖で覆うことができます。これによって冷たい空気が肌に触れるのを防ぐことができます。

「メンズ ブルベ インサレーティッド ジレ」との比較

「メンズ ブルベ インサレーティッド ジレ」と比較すると、こちらのほうが3000円だけ価格が高いです。もしどちらか1つしか購入できない場合は、大は小を兼ねる的な発想でこちらを購入したほうが良いかもしれません。ジレで真冬のライドを乗り切るのは厳しいので。

ただしジレは真冬以外のシーズンで幅広く活躍できるという特徴があり、購入しておいて損はない製品です。資金に余裕があるなら両方買ってしまいましょう。

まとめ

これまで私は真冬用のジャケットを持っておらず、厳しい寒さの中走りに出るのは少しおっくうに感じていました。この製品を購入してからは真冬でもあまり寒さを感じることなく快適に走ることができました。

25,500円という価格は少し高めに感じるかもしれないですが、購入して使ってみると納得の価格だと感じるはずです。