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レビュー

2023/05/07

2024/01/14

パールイズミの「コールドシェイド ビブタイツ」をレビュー

パールイズミの「コールドシェイド ビブタイツ」をレビュー

パールイズミの夏用ビブタイツ「コールドシェイド ビブタイツ」を購入しました。この記事では「コールドシェイド ビブタイツ」の概要や使ってみた感想、サイズ感などについて解説します。

夏にショーツではなくタイツを着用するサイクリストは少数派だと思います。私もかつてはショーツ派でしたが、今ではもう夏のサイクルウェアは「コールドシェイド ビブタイツ」以外に考えられません。日焼け対策におすすめのサイクルウェアです。

目次

コールドシェイドとは?

コールドシェイドとは、パールイズミの夏用サイクルウェアに採用されている素材のこと。以下のような特徴があるため、コールドシェイドが採用されたサイクルウェアは夏のサイクリングに最適です。

  • 黒色でありながら直射日光を遮蔽し、ウェア内の温度を快適に保つ
  • UVカットによる日焼け防止
  • 吸汗速乾性に優れ、肌が常にサラサラ

私は同素材が採用されている「コールドシェイド ロングスリーブ」というベースレイヤーを去年購入済みで、以下で記事にしています。今でも夏のサイクリングで大活躍しているサイクルウェアです。

外観

こちらがパールイズミの「コールドシェイド ビブタイツ」です。

コールドシェイド ビブタイツ全体

ビブの部分は以下のようにメッシュ素材になっています。

コールドシェイド ビブタイツのビブ

生地の表面はさらさらしていて伸縮性があります。UPF50+対応ということで、透けてしまうような薄さではなく、しっかりした作りです。

表面の素材感

お尻付近にはパールイズミのロゴと「3DR」のロゴ。正直このロゴはいらなかったと思いますが、ジャージを着ると隠れる部分なので全体で見ると気になりません。ロゴがあるのはこの部分だけなので、どんなジャージにも合わせやすいです。

コールドシェイド ビブタイツ お尻周り

パッドはこんな感じ。これが3DRと呼ばれる3層構造のクッションで、しっかりとしたクッション性があります。さらさらしているため股ズレも起きにくそうです。

コールドシェイド ビブタイツ パッド

脚の裏側には反射材がつけられており、夜間でも視認性を高めてくれます。

反射材

使ってみて良かった点

真夏ではないですが、5月の25℃を超える日に「コールドシェイド ビブタイツ」を着用してサイクリングをしました。そこで感じた良かった点が以下です。

見た目に反して暑さを感じにくい

夏場にタイツという姿は傍目からは暑苦しそうに見えますが、実際に着用してみると素肌を晒している状態よりも涼しさを感じます。「コールドシェイド ビブタイツ」が直射日光から身を守ってくれるため、肌の表面温度が上がるのを防いでくれているからだと思います。

また、汗をかくとコールドシェイド素材が汗を吸収してくれますが、その状態で風が当たることで生地がややひんやりとした状態になります。ウェア内に熱がこもりにくく、生地が吸収した汗はすぐに乾燥するため一日中快適にサイクリングを楽しめました。

圧迫感が少ない

すでに愛用していたベースレイヤー「コールドシェイド ロングスリーブ」は生地にあまり伸縮性がなく、適切なサイズを選ばないと息苦しさを感じそうだな、という印象でした。

一方、「コールドシェイド ビブタイツ」はベースレイヤーと比較すると多少伸縮性がある感じがしました。UPF50+の優れたUVカット性能を持ちますが、生地はそこまで厚くはないため思ったよりも圧迫感は少なかったです。

ただしベースレイヤーと同様に、サイズ選びについては少し注意が必要です。サイズ感についての詳細は後述します。

ムダ毛処理をしなくていい

男性のサイクリストは見た目を気にして脚の毛を剃る方が多いと思いますが、素肌を晒さないタイツを着用するならその必要はありません。前日に長い時間をかけてムダ毛処理をしなくていいというのは地味に大きいメリットです。

レッグカバーとの比較

パールイズミからは、コールドシェイド素材を採用したレックカバーである「コールドシェイド レックカバー」が販売されています。

記事執筆時点でのAmazonでの「コールドシェイド ビブタイツ」の価格は約15,000円程度。前述した「コールドシェイド レッグカバー」は約6,000円前後であるため、すでにビブショーツを持っている場合は「コールドシェイド レッグカバー」を購入した方が安価で日焼け対策ができます。

実は私は「コールドシェイド ビブタイツ」を購入する前は、「コールドシェイド レッグカバー」を着用していました。「コールドシェイド レッグカバー」は日焼け対策としては満足のいくサイクルウェアでしたが、私の脚が細すぎるせいか、サイクリング中に徐々にレッグカバーがズレ落ちてくる問題がありました。これが地味にストレスだったため「コールドシェイド ビブタイツ」に切り替えたという経緯があります。

このようにそれぞれ一長一短であるため、可能ならショップで試着して比較してみるのがいいかもしれません。

サイズ感

ここからは「コールドシェイド ビブタイツ」を実際に着用してみた様子をお届けします。

着用している「コールドシェイド ビブタイツ」はMサイズで、私の身長と体重は173cm / 55kgです。上に着用しているのは「コールドシェイド ロングスリーブ」です。

前
横
後

普段のウェアよりも1サイズ上を選択するのがおすすめ

私はraphaやdhbなど海外メーカーのサイクルウェアを着用することが多く、それらはXSサイズやSサイズを選択することほとんどです。しかし「コールドシェイド ビブタイツ」に関しては、Amazonレビューを見る限りでは1サイズ上を選択するのが良さそうでした。

そこで試着を一切せずにMサイズを購入しましたが、結果的に正解だったと思います。丈の長さやフィット感がちょうどよく、圧迫感を感じません。

ほかのサイズは試着していないためサイズ感は不明ですが、私の体格だとおそらくLサイズはやや大きめだと思われます。Sサイズは丈の長さがやや不足していそうです。

すでに愛用している「コールドシェイド ロングスリーブ」もMサイズが丁度よかったため、パールイズミのサイクルウェアは普段の1サイズ上を選択するのが良いかもしれません。

まとめ

パールイズミの「コールドシェイド ビブタイツ」のレビューをお届けしました。

夏に素足をさらしてサイクリングしていた頃と比較して、「コールドシェイド ビブタイツ」を着用することで快適にサイクリングを楽しめるようになりました。個人的にはもう夏場に素肌を晒してサイクリングすることは考えられません。

日焼け対策を全くせずにサイクリングをする方は少なくないですが、日焼け対策をするのとしないのとでは身体が受けるダメージが全く違います。この機会に日焼け対策をしてサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。