2022/03/11

2024/01/14

初めてのホイールアップグレードにもおすすめ。「HUNT」の紹介

機材

ロードバイクを始めてしばらく経過すると交換したくなるパーツがホイールです。ホイールは高価なパーツのため購入しづらいですが、コスパに優れたホイールを取り扱う「HUNT」は初心者にもおすすめできるメーカーです。

今回はHUNTの紹介と、実際に商品を注文してから到着するまでの流れについて紹介します。

HUNTはどんなメーカー？
HUNTのホイールを購入した理由
価格が安い
人と被りにくい
実際使ってみてどうだったか
エアロを感じられるかは人それぞれかも
購入にあたっての注意点
購入から到着するまでに時間がかかる
WEBサイトが日本語非対応
HUNTのホイールはラチェット音が爆音
注文完了後に届くメール
Order confirmed (受信日: 2020/10/3)
HUNT Update | Pre-order Stock Allocation - 44CAD Nov Wk 4 (受信日: 2020/11/10)
HUNT Update | Your wheels are due (受信日: 2020/11/21)
Order Status Update - We are due to pick and pack your order (受信日: 2020/11/24)
Order Status Update - We are due to ship your order (受信日: 2020/11/25)
DHLからのメール (受信日: 2020/11/26)
製品到着 (2020/11/29)
まとめ

HUNTはどんなメーカー？

HUNTはイギリスに拠点を構えるホイールメーカーです。

最大の特徴は代理店などをもたず、WEBサイトでの直販のみでホイールが購入できるという点です。代理店を経由することによる中間マージンが発生しないためか、HUNTのホイールはコストパフォーマンスが優れた製品が多いのが特徴です。

HUNTのホイールを購入した理由

実際に私も初めてのホイールアップグレードに選んだのはHUNTのホイールでした。私が購入したのは「HUNT 44 AERODYNAMICIST CARBON DISC WHEELSET」というモデルです。かれこれ1年以上使用しています。

初めてのホイール購入にHUNTを選んだのは以下が理由でした。

価格が安い

なんといっても価格が安いのが最大のメリットです。私が購入したモデルの主なスペックは以下(WEBサイトから引用)です。

重量: 1466g
リムハイト: 44mm
タイヤ: クリンチャー/チューブレスレディ
スポーク: フロント20本、リア24本

これぐらいのスペックのカーボンホイールを国内で探すと価格の相場は20万円前後だと思います。それがHUNTなら13万円ほどで購入できてしまいます。完成車に付属する重いアルミホイール(いわゆる鉄下駄)をとりあえず卒業したいと思っていた私にとっては魅力的すぎました。

実際にはホイールの剛性や使われるハブの性能なども重要になってくるため、これらの数値だけでホイールの性能を完全に判断することは出来ないという点は注意が必要です。

人と被りにくい

店頭で購入するという手段がないため、HUNTのホイールを所持している人は国内ではかなり少ない印象です。自分がロードバイクを始めて1年半になりますが、HUNTのホイールを使っている方を直接目にしたことはまだありません。

私の乗るTREK Émonda SL 5(2021年モデル)はコスパに優れた人気モデルゆえ、乗っている人がとても多いです。1日ライドしていると大体2～3人くらいは同じモデルに乗っている人を見かけます。なのでパーツは差別化したいなと思っていたのですが、そんな私にとってHUNTのホイールは最適でした。

実際使ってみてどうだったか

以前のホイールと比べると漕ぎ出しが明らかに軽くなりました。信号待ちからの発進がかなり楽になったので、初心者が購入しても確実に恩恵を受けられます。

エアロを感じられるかは人それぞれかも

以前のホイールのリムハイトが28mmだったのに対し、このモデルは44mmです。リムハイトが高くなると空力性能が向上し、巡航速度が上がるというのが定説ですが、自分の場合は以前のホイールとの差をそこまで感じられなかったです。

巡航速度30km以上を余裕で維持できるような上級者なら体感できるのかもしれないですが、走力のない自分にはもう少し軽さに振ったモデルでもよかったかもしれません。

購入にあたっての注意点

購入から到着するまでに時間がかかる

海外からの発送となるためどうしても到着までに時間がかかります。

またHUNTは在庫をあまり持たない印象で、購入しようと思ったタイミングで運悪く在庫切れであった場合は受注予約をすることになります。私はこのパターンで、詳細は後述しますが注文完了から到着までに約2か月ほどかかりました。大会などのイベントに備えて購入を検討している場合は余裕をもって注文するようにしましょう。

WEBサイトが日本語非対応

HUNTのWEBサイトで直接注文することになりますが、WEBサイトは日本語に対応していないため英語を読み進めないといけません。注文時に住所を入力する際も、海外から品物を受け取れる形式で入力する必要があります。

私が注文した際、住所の入力は以下のサイトを参考にさせていただきました。この通りに入力していけば間違いありません。

海外通販での住所の書き方
https://bicycle.kaigai-tuhan.com/basic/address.php

HUNTのホイールはラチェット音が爆音

ネット上の記事やブログを見ると書かれている通り、HUNTのホイール(に使われているハブ)はうるさいです。動画を撮影しましたので、詳しくは以下をご覧ください。

グループライドをすると「お前のラチェット音がうるさすぎて会話が聞こえない」的なツッコミを冗談混じりにされることが結構あります。このホイールを装備した状態で後ろにぴったり付かれると前の人は結構ストレスがたまると思うので気を付けましょう。

デメリットばかりではなく、前を歩いている歩行者がラチェット音のおかげでこちらに気づきやすいというメリットも一応あったりします。

注文完了後に届くメール

注文完了後は、HUNTから数回にわたってメールが送信されてきます。送られてくるメールは順に以下のような件名です。

Order confirmed
HUNT Update | Pre-order Stock Allocation
HUNT Update | Your wheels are due
Order Status Update - We are due to pick and pack your order
Order Status Update - We are due to ship your order

注意したほうが良い内容のメールもあるので、それぞれ順に見ていきます。参考までに、自分がメールを受信した日時も記載しておきます。

※1年前に購入した際の記録なので現在とは少し異なる可能性があります

Order confirmed (受信日: 2020/10/3)

注文が完了した段階で送信されてくるメールです。注文した商品に関する情報と、自信が入力した住所が記載されているので、入力に誤りがないか確認しましょう。

「Pre - Order Nov WK4」とある通り、私が注文した時にはすでにこのモデルは在庫切れの状態で、受注予約の扱いです。注文したのが10/3なのですでに2か月近く待つことが確定しています。

スルーアクスルのサイズを申請する必要があるので注意(ディスクブレーキの場合)

この注文確認メールには1点注意があります。メールには以下のような文面が記載されています。

If you have ordered rim brake or MTB wheels, or have already completed the axle form at checkout you do not need to take any further action.
If you haven’t already completed our form to let us know the axle size you need, please fill it out HERE.

非常にわかりづらいですが、上記の文末の「HERE」の部分がリンクになっています。ここをクリックすると以下のようにスルーアクスルのサイズを申請するフォームに遷移します。(黒く塗りつぶしているのはメールアドレスです)