ebifran RoadBike Blog ロードバイクをゆるく楽しむブログ
お役立ち情報

2022/07/25

2024/01/16

Bontrager Aeolus RSL Handlebar/Stem のリコール対応

Bontrager Aeolus RSL Handlebar/Stem のリコール対応

以前購入してロードバイクに取り付けていた、Bontragerのステム一体型ハンドルがリコール対象となりました。

ロードバイクの購入時からお世話になっているショップでリコール対応を行ったため、対応内容を時系列で紹介します。

目次

Aeolus Handlebar/Stem について

インプレッションは以下で記事にしています。記事で触れている通り、Aeolus RSL Handlebar/Stemは完成車に付属していたのではなく、あとからショップで購入して取り付けています。  

2022/7/9 ショップからの電話とバイク預かり

Aeolus RSL Handlebar/Stemの購入と取付をお願いしたショップから1本の電話がありました。内容としては以下のような感じでした。

  • アメリカで製品の利用についての問題が報告され、リコール対象となった
  • TREKよりただちにこの製品の利用を中止するように連絡が入ったため、バイクを預からせてほしい

おそらくTREKより各ショップに、利用者にリコール対応のアナウンスをするように随時連絡をしているものと思われます。

この電話を受けて、その日のうちにショップにバイクを預けることに。その際、今後の対応についてショップから以下の通りアナウンスがありました。

  • バイクに取り付けられていたAeolus RSL Handlebar/StemはTREKに返却
  • 後継となる一体型ハンドルへの交換対応となるが、入荷は2023年の1月以降になる見込み
  • それまでは一時対応として、TREKよりアルミ製のハンドルとステム(一体型でない)が支給される。支給され次第バイクに取り付けを行い、しばらくはその状態で利用する
  • 後継品が入荷され次第ショップにバイクを預け、再度交換対応を行う

新製品の到着は早くて今から半年後です。Aeolus Handlebar/Stemを新品購入したときも取り寄せから到着まで半年かかりましたが、まさかここでも待たされることになるとは思いませんでした。

なおハンドルの交換対応は一時対応版と正式版の計2回行う必要があるわけですが、その際の工賃はTREKからショップに対して支給されるため無料とのことでした。

2022/7/24 一時対応品の支給と取付が完了

7/23にショップから連絡があり、一時対応品であるアルミハンドルとステムがTREKより支給されたとのこと。その翌日にショップから取付完了連絡があり、いったんバイクをショップから引き取りました。

自宅で確認したところ、ハンドルは「Bontrager Elite Aero VR-CF Road Handlebar」という10,000円程度のアルミハンドルが取り付けられていました。

ステムは名称が記載されていなかったため外見からは判断できず。

このアルミハンドルはケーブル内装に対応していますが、内装にしてしまうと次回の正式版への交換対応の際にブレーキホースを新品交換する必要があるということで、あえて外装とすることに。  内装用の穴が塞がっていないので見た目があまり良くないですが、まぁ仕方ないですね。  

外装とはいえ、2021年モデルのEmondaはフォークコラムからケーブルを取り込む形になっているため、外から見たときにはケーブルの露出はあまり気になりません。

ハンドルとステムのほか、バーテープもTREKより支給があったためそちらを取り付けています。バーテープは正式版のハンドル用のものも支給されており、計2セット支給されています。この辺りは手厚くサポートされているのがうれしいです。

なおハンドルとステムについては一時貸し出しではなく提供品という扱いだそうで、正式版のハンドルに交換後もこちらの手元に引き続き残しておいて問題ないそうです。

2022/10/25 後継ハンドルの入荷目途についての連絡

リコール対応の状況についてショップに問い合わせをしたところ、2022年11月ごろに後継品が入荷になりそう、TREKより連絡を受けたそうです。当初は2023年1月ごろと連絡を受けていたので受け取りは少し早まるかもしれません。

進捗があったらまた更新します。

2022/11/06 新バージョンのハンドル受け取り

ショップから連絡があり、TREKより問題が解消されたバージョンのハンドルが送られてきたという連絡がありました。私は提供されたアルミのハンドルとステムを使い続けることにしたため、ハンドルはロードバイクに取り付けずそのままの形で受け取りました。

外見上はリコール前から特に変化がないように見受けられます。

表面
表面
裏面
裏面

経済産業省のリコール情報によると、新バージョンのハンドルはシリアルナンバーの末尾が1になっているようです。

送られてきたハンドルの内側を確認してみると、確かに末尾が1になっていました。見づらいですが、以下の画像の赤枠で囲っている部分です。(シリアルナンバーということで一部見えないように加工しています)

さらに今回のリコール対応のお詫びとして、TREKおよびBontrager製品の購入に使える15,000円分のクーポン券も送られてきました。利用期限は2022年中で、かつリコール対応を行ったショップでのみ使えるという制限が付きます。

制限付きではありますがこの対応は素晴らしいですね。リコール対応中のアルミハンドルとステムが貸し出しではなく提供という扱いであったこともTREKのアフターサポートの手厚さを感じました。

ということで私のAeolus RSL Handlebar/Stemのリコール対応は以上で完了となりました。今回の対応でTREKが信頼できるメーカーであることを確認出来てよかったです。