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レビュー

2022/12/24

2024/01/14

軽量で頑丈なブレードロック。ABUS「BORDO LITE MINI 6055/60」

軽量で頑丈なブレードロック。ABUS「BORDO LITE MINI 6055/60」

ロードバイクに乗っていて頭を悩ませるのが盗難対策。ABUSのBORDO LITE MINI 6055/60は、軽量さと頑丈さを兼ね備えた自転車ロックの最適解ともいえるアイテムです。

ここではBORDO LITE MINI 6055/60の特徴やサイズ感、2年ほど使用してみた感想などをお届けします。

目次

BORDO LITE MINI 6055/60の特徴

BORDO LITE MINI 6055/60は、高品質な自転車ロックに定評のあるABUSが販売するブレードロック。ABUSのブレードロックの中では携帯性を重視したモデルです。

手のひらサイズのコンパクトさ

最大の特徴は非常にコンパクトであること。折りたたんだ状態では手のひらサイズにまで小さくなります。

サイクルジャージのバックポケットに収納しても問題なく走行可能です。

盗難時の見舞金制度

ABUSの自転車ロックにはセキュリティレベルが設定されており、BORDO LITE MINI 6055/60のセキュリティレベルは7。セキュリティレベルが5以上の自転車ロックを使用して盗難にあった場合、ABUSから見舞金が支払われるという制度があります。

コンパクトなだけではなく頑丈さも兼ね備えていることがうかがえます。

実測値について

ここからはBORDO LITE MINI 6055/60のサイズや重量を実測した様子を写真付きでお届けします。

折りたたんだ状態のサイズ

BORDO LITE MINI 6055/60を折りたたんだ状態のサイズ感はこんな感じ。縦が約15cm、横が約5cmです。

縦
横

非常にコンパクトなため、ジャージのバックポケットだけでなくツールボトルに収納することも可能です。ツールボトルに収納してみた様子が以下で、折り畳みの六角レンチを上部に収納できるほどの余裕があります。

このツールボトルについては以下で記事にしています。

広げた状態のサイズ

BORDO LITE MINI 6055/60を広げるとこのようになります。ブレード1枚当たりの長さは約11cmほどです。

重量

私が使用しているBORDO LITE MINI 6055/60の実測重量は413gでした。

軽量なワイヤーロックと比較すると重くはなりますが、頑丈さを考えれば十分軽量といえるでしょう。

実際にロックしてみた様子

BORDO LITE MINI 6055/60をロードバイクのトップチューブ部分でロックしてみた様子が以下。かなり余裕があるため、この位置に柱などがあれば問題なく地球ロックすることができます。

シートチューブからシートステイとホイールを巻き込む形でロックしてみるとこのような感じ。ロックの余裕はほぼ無く、この状態で柱などを巻き込んでロックすることは難しいです。

BORDO LITE MINI 6055/60は全長60cmとコンパクトかつ軽量なモデルなので、ここは重量とトレードオフになっている部分です。

ABUSには全長85cmの「BORDO LITE SH 6055」というブレードロックもラインナップされています。重量は100gほど増えますが、ロックの余裕が欲しい場合はこちらも有力な選択肢です。

感想:自転車ロックの最適解

前提として、どれだけ頑丈であっても絶対に壊せない自転車ロックはこの世に存在しません。大型の切断器具などを所持する窃盗犯に目をつけられたら終わりです。

そのためサイクリングではロードバイクからなるべく目を離さないことが何より重要で、自転車ロックの頑丈さにはある程度の妥協が必要です。

しかし100均のニッパーで切断できてしまうような細いワイヤーロックではあまりに頼りない。U字ロックは頑丈ではあるものの、折り畳みが不可能なため携帯することが難しい。

その点、BORDO LITE MINI 6055/60は重量と頑丈さをうまくバランスさせているなと感じます。トイレやコンビニ休憩で少し目を離すときにロックをかける用途で使うなら、最適な自転車ロックだとおもいます。

まとめ

BORDO LITE MINI 6055/60を2年間使用した感想をお届けしました。

ロードバイク用の自転車ロックに悩んでいる方には間違いなくおすすめできるアイテムです。