2023/02/19
2024/01/14
ROCKBROS ロードバイク用メンテナンススタンドをレビュー
![ROCKBROS ロードバイク用メンテナンススタンドをレビュー](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/2a507beb34a147fbb62b2f78ed328750/20230219_eyecatch.jpg)
ロードバイクを洗車、整備するときにあると便利なのがメンテナンススタンド。この記事ではROCKBROS(ロックブロス)から販売されているメンテナンススタンドを紹介します。1年ほど使用したレビューなので、購入しようか迷っている方の参考になると思います。
結論としては、ROCKBROSのメンテナンスは丈夫な作りで必要十分な機能を備えているメンテナンススタンドです。これがあるとメンテナンス時の作業効率が向上するため、初めてのメンテナンススタンドにおすすめです。
目次
外観
ROCKBROSのメンテナンススタンドの外観はこんな感じ。
![ROCKBROS メンテナンススタンド外観](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/6a69cef11f16468a8f5488aa156eff32/20230219_1.jpg)
4本の脚で地面と接します。脚の角度は好みの角度に調整が可能。使用しないときは脚を閉じられるため邪魔になりません。
![ROCKBROS メンテナンススタンド脚](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/c9ef708c44ad448a87a3725b86f6c753/20230219_2.jpg)
スタンドの高さはある程度調整が可能。柱を好みの高さに伸ばした後、ボルトを締め込むことで高さを固定します。
![ROCKBROS メンテナンススタンド 高さ調整](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/d246373435aa473facb47e4d5c36aed0/20230219_3.jpg)
以下はロードバイクのトップチューブを固定するクランプ部。赤い部分はプラスチックです。トップチューブに傷をつけるのが怖ければタオルなどを挟むのが安心かもしれません。私はトップチューブを直接挟み込んで使用していますが、今のところ傷はついていません。
![ROCKBROS メンテナンススタンド クランプ](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/72dab60b54cc4d868b15ac1d51c185aa/20230219_4.jpg)
ROCKBROSのメンテナンススタンドは、360度の角度調整に対応しています。クランプ部が接続されている柱を好みの角度に調整後、クイックリリースの機構になっているレバーで角度を固定します。
![ROCKBROS メンテナンススタンド 角度調整](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/9a49f9467d4b441cbc488d62c7ad296d/20230219_5.jpg)
メンテナンススタンド本体とは別に取り外しが可能な工具トレーが付属しており、以下のようにメンテナンススタンドに取り付けが可能です。トレーはプラスチックで少し安っぽいですが、実用面では全く問題ありません。
![ROCKBROS メンテナンススタンド 工具トレー](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/65a17a362e1740f092572c62059fa368/20230219_10.jpg)
ロードバイクを取り付けてみる
ROCKBROSのメンテナンススタンドにロードバイクを取り付けてみるとこんな感じ。
![ROCKBROS メンテナンススタンド ロードバイク取り付け](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/9fbd9023db4a4ad4b2fb87a4a814bd29/20230219_6.jpg)
角度をつけて固定してみるとこのような感じに。ディスクブレーキ部分など、ロードバイク下部のメンテナンスが行いやすくなります。
![ROCKBROS メンテナンススタンド ロードバイク角度調整](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/a10c111e5ccc4f6eadcef18afe029977/20230219_9.jpg)
ロードバイク取り付け時、メンテナンススタンドとロードバイクの間隔を広く取れるため、クランクを回してもメンテナンススタンドと干渉しません。
![ROCKBROS メンテナンススタンド クランクとの間隔](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/02c8649035cb46539f1207d86c854690/20230219_7.jpg)
使ってみて良かった点
ROCKBROSのメンテナンススタンドを使ってみて、良かったと感じた点は以下です。
メンテナンスにかかる時間が半分に短縮できた
私がROCKBROSのメンテナンススタンドを購入する前は、ロードバイクをただ地面に立てて置けるような、以下の簡易的なスタンドを使用していました。
このスタンドでも作業できないことはなかったですが、以下のような不便な点があり、洗車や整備にかかる時間が長くなりがちでした。
- 作業時に屈む必要があるため疲れる
- ディスクブレーキなど、低い位置にある機材のメンテナンスが行いにくい
- ホイールの取り外しが非常に手間
ROCKBROSメンテナンススタンドを導入することで、上記の点は全て解消。私は月に一度は洗車と注油の作業をしていますが、メンテナンススタンド導入前と比較して半分ほどの時間で作業が完了できるようになりました。
トップチューブを挟むだけなので使いやすい
メンテナンススタンドの中には、ロードバイクからホイールを外した上で、クイックリリースやスルーアクスルでロードバイクとスタンドを固定するタイプがあります。このタイプはロードバイクの角度調整が行いやすいメリットがあるものの、ホイールの脱着が手間になるデメリットがあります。
私のメンテナンススタンドの主な用途はロードバイクの洗車と注油であり、角度調整が必要になる場面はあまりありません。トップチューブを挟むタイプのメンテナンススタンドの方が私向きであると考えました。
実際使ってみるとその通りで、気軽にロードバイクをメンテナンススタンドに取り付けられるためすぐに作業にとりかかることができます。トップチューブの固定力は問題なく、作業中にメンテナンススタンドからロードバイクが外れてしまうようなことはありません。
![ROCKBROS メンテナンススタンド トップチューブ部分](https://images.microcms-assets.io/assets/882dd99d690b4243ada7b503e815f165/d2b98d78bcff49b98270a98cf68ba2fa/20230219_8.jpg)
洗車と注油はホイールを脱着せずとも行えるので、無駄な作業工程を増やすことなくスムーズに作業を完了することができるようになりました。
必要十分な機能と値段設定
ロードバイクの組み付けやブリーディング作業のような、角度調整をシビアに行いたい場合はより高価なメンテナンススタンドを選択した方が良いかもしれません。逆にそういった複雑な作業はプロショップに依頼して、簡単な作業のみを行うのであればROCKBROSSのメンテナンススタンドは最適だと思います。
ROCKBROSSのメンテナンススタンドは4本足で地面にしっかりと接地し、スタンド自体にしっかりとした重量があるため安定感は抜群です。少し風が吹いた程度で倒れることはまずないため、安心して作業することが出来ます。丈夫な作りを考えれば価格も決して高くないと感じます。
まとめ
ROCKBROSのメンテナンススタンドを紹介しました。
メンテナンススタンドがあると作業時間が飛躍的に短縮できるため、まだお持ちでない方は購入することをおすすめします。その中でも、ROCKBROSのメンテナンススタンドは自宅で簡単な作業を行う上では最適であると思います。
メンテナンススタンドを購入しようと思っているけどどれにしようか悩んでいる、という方は参考にしてみてください。