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レビュー

2022/10/29

ロードバイクを縦置き保管。「CycleLocker CS-650」レビュー

    ロードバイクを縦置き保管。「CycleLocker CS-650」レビュー

    ロードバイクを室内で保管するにあたり、CycleLocker(サイクルロッカー)から販売されている縦置き用スタンド「CS-650」を購入しました。数ある縦置きスタンドの中からCS-650を選んだ理由や、実際に使ってみた感想をお届けします。

    結論から言うと、ロードバイクを縦置きで室内保管したい場合はベストな製品だと思います。

    この記事では実際に設置した画像をいくつか載せますが、室内の生活感があまりにも出すぎてしまったため一部画像の背景にぼかしを入れています。

    目次

    CS-650を選んだ理由

    ロードバイクを室内保管するにあたって、CycleLockerのCS-650を選んだ理由は以下です。

    縦置きで省スペースに保管したかった

    ロードバイクの全長は約170cmほどあるため、室内に横置きする場合はどうしてもスペースを取ってしまいます。壁にフックをとりつけて引っ掛けるという方法もありますが、壁に穴をあけるのはハードルが高いですし、ロードバイクの荷重に耐えられるのかという心配事もあります。

    その点、縦置きであれば設置面積は横置きの半分程度で済みます。私の場合は家族を説得するために縦置きで省スペースに保管することが必須でした。

    クランクストッパー機構がロードバイクに優しそう

    数ある縦置き用スタンドのなかで、CS-650に目を付けた最大の理由がクランクストッパー機構です。

    ロードバイク用の縦置きスタンドの多くが、ホイールのリムにフックをかけることで固定する方式をとっています。この方式はリムに傷をつけそうで避けたいと思っていました。

    一方、CS-650はクランクをストッパーにひっかけることで固定する方式。ホイールに傷をつけるリスクが減り、安心して保管できそうだと感じました。

    以下はCycleLocker公式の商品説明の動画です。ホイールのフリーハブの性質をうまく利用した製品であることが分かります。

    設置後の外観

    CS-650を組み立てて、室内に設置してみた様子が以下です。色は白、黒、赤の3色があり、私は赤を購入しました。

    公式サイトから引用した寸法は以下の通り。実際に計測してみましたがほぼこの数値通りでした。

    • 幅: 500mm
    • 高さ: 1285~1535mm (可変式)
    • 奥行: 600mm

    スタンド上部は高さを自由に変更でき、クランクストッパーを好みの位置に移動可能。クランクアームやチェーンリングの大小によらずロードバイクを設置することができます。

    ホイールを収める部分の内幅を計測してみたところ約60mmでした。よほど幅広のタイヤを履かせたグラベルロードでない限りは問題なく設置できるでしょう。

    ロードバイクを設置してみる

    実際にロードバイクを設置してみると以下のような感じ。床に対してロードバイクがきれいに垂直になるので見栄えがよく、無駄なスペースをとりません。

    これはクランクストッパー機構ならではの利点で、大体の縦置きスタンドはロードバイクがやや斜めに設置されてしまうようです。フロントホイールのリムで固定する方式の場合、フックの分だけロードバイクがオフセットしてしまうため避けられない現象なんだと思います。

    安定性も問題なし

    購入前は設置したロードバイクが倒れてこないか心配でしたが、実際に設置してみるとかなり安定感があります。手で揺らしてみてもロードバイクが倒れる気配はないです。

    設置してからまだ地震を経験していないので、地震が起きたらどうなるかは現状分かりません。その時はまた更新します。

    スタンドの上部と土台には穴が開いており、ネジなどを使って壁や床に固定することができます。ディアウォールと併用することで、壁に穴を空けることなくさらに安定性を高めて使う、といったこともできそうです。

    10分程度で組み立てられる

    私は中古品を購入したため説明書がない状態でしたが、CycleLocker公式サイトの組み立て説明書を見ながら組み立てることができました。部品数が少ないため、組み立ては非常に簡単です。

    本来は組み立て用に六角レンチとスパナが付属しますが、中古品で工具が無い場合でも5mmの六角レンチさえあれば組み立て可能でした。土台部分を組み立てる際にスパナでナットを締める箇所がありますが、手で締めるだけでも十分に固定することができます。

    価格がやや高めなのがネック

    安いものであれは5000円を切る価格で購入できるスタンドもありますが、CS-650は約15,000円。これを高いとみるかどうかですが、実際に使ってみるとこの価格は納得感があります。

    予算がある方は選択肢に入れることをおすすめします。

    まとめ

    CycleLockerの縦置きスタンド「CS-650」を紹介しました。

    室内のわずかなスペースにしかロードバイクを設置できないという方にはかなりおすすめできるスタンドです。横置きだと室内保管の許可が下りなくても、縦置きなら許可が下りるご家庭もあるのではないでしょうか。

    安定性や使用感も問題なく、今のところ特に不満は感じていません。

    この記事が参考になればうれしいです。